思い込みの呪縛から解放されるには

こんにちは。
外出自粛が続いていますがいかがお過ごしですか。

私は家でできるようなことばかりが好きなので外出自粛は全然苦にならず、
むしろ外に出なさすぎて、どこか体の具合を悪くしないか気になります。

私が楽しくて、ここ数年ゆるゆると続けていること。
それは、心と体、頭にアプローチするセラピーなど学んだり、自分で試したり、誰かと共有すること。
そして、ハンドメイド。

セラピー関係も今はオンラインでできますし、ハンドメイドも家でできるし、
ホント1日イスに座っていたりします。

でも、ハンドメイドが楽しいと思うようになったのはここ数年のことなのです。

子どもの頃から何かしら手芸関係のことはやってきたのですが、ただの苦痛でした。笑

様々な体験の中から「私はうまくできない」「私は不器用」という思いが私の中にできあがって、それは間違いないもの、真実となっていました。

なので、好きでやっているはずの手芸も苦しいものになっていました。

まわりの人たちが「えー?どこが?全然不器用じゃないよ」「むしろ器用だよ」と言ってくれたとしても、「私はうまくできない」「私は不器用」という思いが真実だと信じている強さが強いほど、まわりの人たちからの言葉を信じることはできないのです。

そんなに強く信じている思いでなければ、「そっか、そうなのか」と、自分とは違う意見を聞くことで、自分の勘違いにすぐ気がつけるということもあるかと思います。
なので、人に話をするというのもそれだけで、自分の思い込みに気づいてゆるむこともあるので、いいですよね。

と話が逸れましたが

自分に自信が持てないと感じているときは

私の例でいくと「私はうまくできない」「私は不器用」というような
自分を否定するような思いが自分の中にあるのかもしれません。

「私は小さい」「私は弱い」「私は力がない」
「私は遅い」「私はのろま」
「私はバカだ」「私は頭が悪い」
「私はいない」「私は気づかれない」
「私はかわいくない」「私は汚い」「私は醜い」
「私は価値がない」

などなど・・・

これらはすべて、自分が信じている思い込みです。
真実ではありません。

これは生まれて(厳密には胎児の頃)から、生きていく中でさまざまな体験を通して
自分が信じた思い込みなのです。

すべて思い込みなのだと本当の意味で気づくことができたら
思い込みの呪縛から解放されるのだと思うのです。

例えば、「ザ・ワーク〜人生を変える4つの質問」の著者のバイロン・ケイテイは
ひどいうつ病で苦しんでいて、療養施設の屋根裏部屋に入所していたときに「あらゆる苦しみは、自分の考えから来る。状況そのものが苦しみをもたらすわけではない」ということに本当の意味で気付くという体験をしています。

バイロン・ケイテイのような体験をされる方もいるかもしれません。
他の体験、方法もあるのかもしれません。

私も一発逆転、一瞬でラクになるみたいな方法を求めていましたが
残念ながら私にはそういった体験は今のところ起きていません。笑

一発逆転な体験ができないときは、笑

何を考えていて(思い)
どんな気持ちで(感情)
どう感じているのか(体の感覚)

を頼りに、その深く信じている思い込みまで辿っていくという方法もあります。

辿っていく過程そのものも思い込みに気づく、呪縛から離れる体験になります。

なので、時間をかけて丁寧に辿っていくというのが結果的には早くてパワフルだと感じています。

と、一発逆転を願っていたのに真逆なことをしています。笑

私の例に戻ると

今は自分がハンドメイドをすると思うとどんな思いが出てくるかというと
今も自分が器用とは思ってません。
でも、不器用でもないかなとも思っています。
器用ではないかもしれないけど、作るのが好きだからやる。以上。

みたいになっています。

「私はうまくできない」「私は不器用」という思い込みを真実だと信じる力がゆるんできているんだと思います。

子どもの頃あんなに苦痛なのになんでやってたんだろうって、ずっと思っていましたが、
本当はただ作るのが好きだったんだなと、今は思います。

すべては自分の思い込み。
思い込みに気づくと呪縛をゆるめることができる。

そうすると本来の自分らしさ、自分らしい自然な感じが顔を出します。
その感覚に沿って生きていくということが、自分らしく生きるとか、本当に声を聞くとか、そういうことなのだろうと思います。

今日も自分の心と体をいたわっていきましょう。