朝のあの憂うつ感、どうしていますか?
こんにちは。
心と身体の根幹を育てるアンカーセラピーで
心丈夫な人がふえていく
アンカーセラピストの佐藤海糸です。
今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、うつや強い不安など何かしらの精神的な不調になった方に多いお悩みのひとつの「朝のあの憂うつ感」について書いてみようと思います。
朝のあの憂うつ感
朝起きた瞬間から、どーんと憂うつだし、身体もずっしり重い。
心が重いから身体も重いのか、身体が重いから心が重いのか、両方なのか、とにかくベッドから起き上がるだけでも、本当に大変なことです。
私自身も、ほぼ普通に日常生活を送られるようになってきても、朝のあの憂うつ感、身体の重さというのは、程度に違いはあれ、残り続けていましたね。
朝の憂うつ感を取り除く方法、ノウハウのような情報というのはたくさんありますよね。
私もあれこれ試してみたのですが、なかなかスッキリとはなりませんでした。
私には、これ!という解決方法が見つからないまま、何年も過ごしてきましたので、みなさんは、実際にどうされているのかお聞きしたいくらいです。
ただ、最近になって、朝の憂うつ感を感じることがなくなってきました。
なぜ?と言われても、「これ!」とはっきり言えるものは相変わらず、わからないのですが、私なりに、なぜなのか、書いてみようと思います。
まず、憂うつ感と言っても、その程度もあると思うのです。
例えば、憂うつ感を0が全くなし、10が憂うつ感最大値の0~10の数字で表してみます。
私の場合、うつ真っ只中の時は、12(振り切れている)
ほぼ日常生活を送れるようになっても、2~10くらいの行ったり来たりしていました。
今は、0。(今後どうなるかわからないけど)
私の場合、朝の憂うつ感がツラかったので、どうにかしたい、早く0にしたいという思いが強かったんですね。
そうなると、朝の憂うつ感に、意識が向かってしまいます。
そして、当時の私は「朝の憂うつ感0」が理想の状態と思っていたので、例え、憂うつ感が1だったとしても、まだ残っている1の方に意識が向かってしまい、まだ良くなっていない・・・と自分を責めたり、無力感を感じたりしていたのです。
で、ある時から、憂うつ感0になることをあきらめたんです。
もう憂うつ感あってもいいわって思うようになったんです。
そうなると、朝の憂うつ感はあるけれど、楽になったんです。
憂うつ感のある私を受け入れられたんですね。
なぜ、憂うつ感のある私を受け入れられるようになったのか
それは、朝のあの憂うつ感というのは、私の中では
「あーまた朝が始まってしまった。」
「まだ生きている、今日も生きなければならないのか・・・」
という強い絶望感のあらわれだったということが、セッションを受けたり、自身で行うセルフセラピーを通じて、わかったからです。
そう思うようになってしまった背景を理解することができたからなんです。
「そんなツラい体験があったら、そう思うよね。」
「憂うつ感、そう簡単になくなるわけないよね。」
と今の自分に対して、声をかけることができるようになったからです。
さらに、自分の心と身体の根幹を作りなおすということを続けていたら、朝の憂うつ感を感じることは感じるのだけれど、憂うつ感でいる時間が早くなってきたんです。
憂うつ感を感じる時
「憂うつに浸ってやる~」
と布団を被ってみるも
「あれ?憂うつ感、もうない。」
となってしまうので、布団から起き出して、活動を始めることができるようになってきたんです。
ちょっと話はそれますが
憂うつ感、なくなってほしいと思っているのに、すぐになくなると、ちょっと物足りないような、心許ないような感覚があるんですよね。
人は恒常性(ホメオスタシス)の機能があるので、例え、不快なことでも、そのパターンが慣れ親しんだものだとすると、そっちの方がいいと思い込んでしまう生き物なのです。
話は戻りますが
自分の心と身体の根幹がしっかりしてくると、喜怒哀楽を感じられるようになり、それが、以前なら耐えられないような強い感情だったとしても、その感情に引っ張られることなく、自然と落ち着いていくようになるんです。
さらに、こんな風に感じられるようになった自分に対して、うれしいという気持ちも感じられるといううれしいおまけまで付くんです。
もし、今は、そんな風に思えないと思っている方にも、ぜひ、このうれしい感じまでをセットで知ってほしい!と思っています。
実は、ブログの記事というのは、朝、仕事へ行く前の時間にも書いてるんですよ。
隣に座るネコにご飯の催促を受けながら 笑
そろそろ朝の支度しないと、遅刻します。。。
ではまた、お会いできたら、うれしいです。