あとから気になって眠れなくなる不安には・・・

こんにちは。

身体の根幹が育って心丈夫な人がふえていく
アンカーセラピーの佐藤海糸です。

 

私は、小学校のお仕事へ行くまでの間、日和風のお仕事の準備などをしているのですが

今朝もネットで調べ物などをしていたところ、ふと、昨日先生にお借りしたものをお返しするのを忘れていることに気がついたのです。

お借りしたものがどこにあるのか定かでなく、紛失してたら、どうしよう・・・と一瞬不安がよぎりました。

 

そんなことがあったので

今日は、あとから気になって眠れなくなるまで不安になってしまう時の対処法について書いてみたいと思います。

 

本当はその日にやらないといけなかったのに、職場にいる間はすっかり忘れていて、帰ってから思い出して

 

「どうしよー」

 

と不安になってしまうことってありませんか?

 

また、何かやり忘れてしまったわけではなく、むしろ、自分としては、しっかり対応したことでも、あとから、

 

「あれでよかったのかな?」

「余計なことしちゃったかな」

 

と、あれこれ考えて、

 

「自分の取った行動はよくなかったかも~」

 

と不安になってしまうということもありませんか?

 

一度不安になると、その考えが正しいのかどうか、答えが出るまでの間、不安から抜け出すことができません。

そうなってしまうと夜も眠れなくなります。

 

翌朝、職場に行って、忘れたことをやったり、自分の取った行動は間違っていなかったか確認ができると、やっと安心できるのですが、確認できるまで、落ち着かない状態が続いてしまうのです。

 

それって、気が休まらない状態が続いていることになりますので、心身ともに疲れます。

本当にツラいことです。

 

さらに、そんなに気にすることではないし、今不安になってもしょうがないと頭では理解できても、不安を止めることができない自分が本当にイヤになってしまいますよね。

 

ますますツラい状況に陥ってしまいます。

 

そんな時、どう対処したらいいのでしょうか?

二つの応急処置の方法をご紹介しますね。

 

まずひとつは

 

一瞬で、強い不安に襲われそうになったときというのは、自律神経系の動きとしては、交感神経が一気に優位になり、過覚醒状態となります。

過覚醒状態を抑えるにはどうしたらいいのかというと

 

自分の腕で、自分の身体を力一杯、ぎゅーっと抱きしめるんです。

 

不安を感じているということは自分の内側だけで起こっていることなので、それが外へ出ないように、自分で押さえ込むんです。

一度やってもまだ不安が感じられるなら、2、3回繰り返してみてください。

 

もうひとつは

 

そこまで強い不安でない時は、胸の前で、腕をクロスさせて、左の上腕を右手で、右の上腕を左手でトントンと軽く叩いてみましょう。

 

叩くペースはゆっくりの方がいいかなと思いますが、ご自身で色々試してみてください。心地いい速度、力加減があると思います。

 

でも、本当は応急処置しなくても大丈夫、そこまで不安にならないのが一番いいですよね。

それには、身体の根幹を育てて、自分の中にアンカー⚓️を持つことができるようになると、動揺することが少なくなってきます。

動揺しても、応急処置をしなくても、自分の心身の力が働いて、自然と落ち着いてきます。

 

これ、かなりのこじらせ系の私で実証済みです。

 

身体の根幹を育つまで、時間はかかるかもしれませんが、一度身につけてしまったら、枯れることはなく、むしろ、どんどん育っていくのです。

そうすると、生きることがどんどん楽しくなってきますよ。

 

さて、今朝の私。

もしかして、紛失したかも?と一瞬不安はよぎりましたが、時間まで日和風のお仕事の準備をして、いつもと変わらずに出勤しました。

そして、小学校についてから、お借りしたもののありかを確認して、先生に謝罪と共にお返ししましたとさ。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

ではまたお会いしましょう。