すきならすきといってやればよかったのにと後悔しないために

こんにちは

心と身体に優しいカウンセリング
日和風の佐藤海糸です。

 

今日もお越しくださって、本当にありがとうございます。

 

今となっては、すっかり猫好きとなっていますが

元々、猫には興味ありませんでした。

むしろ、なんとなく怖いイメージ、あまり好きではありませんでした。

 

よく、犬派、猫派などと犬と比較されますが、

以前なら断然犬派でした。

 

キャラクターも、キティちゃんよりもスヌーピーだし。

今でも犬好きは変わりません。

 

ところが!ですよ。

 

一緒に暮らしてみると、いろんなことがわかってきて

猫もいいものだなと思うようになりました。

 

詳しく知らずに、なんとなく見聞きしたイメージだけで判断していたけれど

知ることで、ガラッとイメージが変わってしまったのです。

 

こういうことって、よくありますよね。

だから、知ること、知ろうとすることって大事なことだと思います。

 

ところで

小学校1年生の教科書にも載っている

『ずーっとずっとだいすきだよ』

(I’ll Always Love You ハンス・ウィルヘルム 絵・文)

というお話をご存知ですか?

 

超ざっくりとですが、こんなお話

 

小さい頃から一緒にいた僕と飼い犬のエルフィー。

家族全員、エルフィーが大好きだったけどわざわざ言葉では伝えなかった。

大きくなったエルフィーは歳を取って元気がなくなっていった。

僕は毎晩寝る前にエルフィーに「大好きだよ」と言っていた。

そしてエルフィーは、死んでしまうのですが、家族みんなが悲しんでいる中、僕だけがいくらか楽な気持ちだった。

大好きなことを言葉で伝えていたから、エルフィーがいなくなっても、後悔が少なかった。

 

お話だけでなく、絵もとても素敵なんです。

 

このお話の中で

 

すきなら、すきといってやればよかったのに

だれも、 いってやらなかった。

いわなくても、 わかるとおもっていたんだね。

 

と言う部分があります。

 

ここを読んで

 

「そうだよ!」

「すきなら、すきといえばいいだけじゃない!」

 

と、ハッとさせられて

それ以来、我が家の猫にも、毎日言うようになったんです。

 

言わずに思っているだけなのと

言葉にして、発して、伝えるのとでは

全然違います。

 

言わずに思っているだけだと、自分の中だけに思いがとどまっている感じで

猫とのつながりを感じられないんですね。

 

言葉にして伝えると

猫との間の空気感が温かいものに変わります。

その温かい空気感に包まれて、猫とつながっている感じを感じられるのです。

 

こんなにいいものを、なんで今までやってこなかったんだろうと、後悔です。

猫が生きている間は、伝えていなかった分も伝え続けていくと思います。

 

我が家の猫には、自然とやるようになっているのですが

これが、人に対してだと、全然です。

恥ずかしくて、なかなか素直にできません。

 

でも、今日、こうして改めて書いてみて

 

「すきならすきといってやればよかったのに」

 

ですよね。

 

とってもシンプルですよね。

 

思っていることは、ただ素直に伝えたらいいだけなんですよね。

 

猫にやっているように、人にもすることができたなら

世界がさらに温かいものに変わりそうです。

 

急にはできないかもしれないから

とりあえず、明日、ちょっと小出しにしてみるか。

 

 

猫にいくら伝えても、言葉で返してはくれませんが

にゃーと鳴いて返してくれたり

今も、私の膝枕で寝ている様子を見ると

伝わっているのかなと思うのです。

 

今日は2月22日。

にゃんにゃんにゃん。

猫の日に、そんなことを思っていたのでした。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

では、心と身体を温かく。

 

心と身体に優しいカウンセリング日和風
佐藤海糸でした。