「不安」の正体をよーく調べてみたら・・・〇〇だった
こんにちは。
女性のためのオンラインカウンセリング日和風
佐藤海糸です。
今日は、不安を感じやすい、ドキドキしやすい方に向けて、お伝えいたいと思います。
1.「不安」とは?
某情報番組で、心が軽くなる方法というのを精神科の先生がご紹介していました。
色々参考になるものをご紹介されていたのですが、そのひとつに
『不安になった時は、「興奮している」と言う』
と言うのがありました。
ちょっとのことでもすぐに不安になる
不安の度合いが大きい
頻繁に不安になる
など
不安について悩まれている方にとっては、そんな風にはとても思えないかもしれません。
不安は不安ですもんね。
私も、以前はそう思っていました。
今も不安を感じることは日々ありますが、
不安は不安だけではないこともあることを知りました。
2.「不安」だけじゃない
それは、どういうことかというと
私は、初めてのところや初めての人の中で、発言をするというのが苦手なのですが
以前、あるオンラインセミナーに参加したとき
初めての場所、初めての人たちばかりの中、自己紹介が始まると、心臓がバクバクし出しました。
バクバクしてきて
「うわー、バクバクしている、どうしよう~」
「ただでさえ、自己紹介とか苦手なのに、バクバクしてたら、ますますうまく話せないかも」
苦手なところで苦手なことをしないといけない緊張感、不安感があるのに
そんな状態でいたらますますうまくいかなくなるかも~と
さらに不安になって~と、いつもなら不安で不安でいっぱいになってしまいます。
そのときは
「うわー、バクバクしている、どうしよう~」
「ただでさえ、自己紹介とか苦手なのに、バクバクしてたら、ますますうまく話せないかも」
という思いと感情を脇において
心臓のバクバクという身体の感覚だけを眺めるということをしてみたんです。
「心臓がバクバクしている」
「心音が大きいな」
「心拍数が早いな」
と心臓の動きだけに意識を向けてみたんです。
すると、その感覚にくっついていた感情は
「不安」ではなくて
「興奮」だったんです。
テレビで先生がおっしゃっていた通り!(私調べ)
確かに、初めてのことで緊張していて不安もあるんだろうけれど、それ以上にセミナーを楽しみにしていたんです。
心臓バクバク=マズいこと
と思い込んでいたので
バクバクの中に好奇心や楽しみでワクワク・ドキドキが含まれていたことに全く気づいていなかったんです。
そのことに気づいたら、心臓のバクバクはあるのだけれど、そのままに、自分なりに楽しみながら自己紹介をすることができたのです。
3.身体の感覚に寄り添ってみる
不安に悩まされ続けている人にとっては
心臓がバクバクしていること=マズいこと・よくないこと
という捉え方になりがちかもしれません。
私もうつの頃、パニック発作にも悩まされていたので、心臓がバクバクすることが本当に怖かったです。
本来、身体の感覚というのは、いいも悪いもないんです。
ただ、今、そういう感覚がある、だけなんです。
その出てきた感覚に対して、いいものなのか、悪いものなのか、自分自身が解釈しているだけなんです。
そして、私たちは、恒常性(ホメオスタシス)と言って、いつも同じでいるような働きが備わっているので、ついつい慣れ親しんだものへ引っ張られてしまいがちです。
なので、心臓バクバクはマズいもの・よくないものと捉え続けていると、ついそっちへ引っ張られてしまうのです。
また、実は心臓がバクバクすることに対する自分の捉え方が変わってきているのに、そのことに自分自身が気づけていないということもあるんです。
自分にとって当たり前すぎるものに対して、いい意味で、ホントに〜?っと疑ってみる、ちょっと立ち止まってみるということをしてみたら、何か面白い答えが見えてくるかもしれません。
とは言っても、自分にとって当たり前すぎることって、それ自体になかなか気づくことが難しかったりするんですけどね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
また、お会いできたら、うれしいです。