ちょっと頭が痛いときにも使えるソマティックアプローチ&パーツワーク
こんにちは
女性のためのオンラインカウンセリング日和風
佐藤海糸です。
今日は、ちょっと頭が痛いかな?と感じたときに
私が実際に試しているセルフケア法をいくつかご紹介したいと思います。
1.頭痛外来に通っていた時期もありました
若い頃は、頭痛に悩まされた記憶はないのですが、いったいいつからだったのか・・・
今振り返ると、心身のバランスを崩した時の症状に、毎日続く頭痛がありました。
その頃から頭痛持ちになったのかもしれません。
その後、片頭痛にも悩まされて、頭痛外来に通っていたこともありました。
ここ近年は、片頭痛のような激しい頭痛は、ほとんどなく
普通の頭痛も、頻度としては、かなり減った印象です。
痛くなりかけても、その時々に合ったケアをすることで、痛みが収まったり、痛みはあるけれど、動ける感じが多くなりました。
もちろん、この感じはダメだと思って、早々に薬を飲むこともあります。
2.頭痛のときに試しているのは
わたしが、ちょっと頭が痛いかなというときに、試していることは
・窓を開ける
・ベランダに出る
・ゆっくり呼吸する
・お水を飲む
・アロマ水を飲む
・ミントティを飲む
・アロマを焚く
・ベランダのミントの香りを感じる
・そっとおでこに触れる
・そっと目と目の周りに触れる
・アイピローで目と目の周りを温める
・遠くをぼんやり眺める
・肩をゆっくり回す
・口をゆっくり大きく開けたり閉じたりする
・お灸をする
・からだ全体に意識を向ける・からださんと対話をする
・痛いところに意識を向ける・頭痛さんと対話をする
・ちょっと寝る
・しっかり寝る
・鎮痛剤を飲む
全部やるわけではなくて、この中から、その時その時、からださんや頭痛さんにもご意見を聴きながら、いくつか試しています。
3.実際にこんな風に使っています
実は、この記事を書いている、今まさに、ちょっと頭が痛い状態でして・・・
せっかくなので(笑)
今まさに、どんなことを試して、どんな風に変化してきたのか、解説付きの実況中継風にお伝えしようと思います。
すごい痛いわけでもないけれど、ちょっと頭がいたい・・・
そんな風に感じたときは、まず、窓開けようと思うのですが
そうでした、窓は朝から開いていました。
窓を開けるだけでも、空気の流れができます。
それだけでも、頭痛や疲れなどが軽減することがあります。
そして、最近は、アロマを焚くのがテッパンアイテムなのですが
今は猫が膝の上に乗っている状態なので、アロマを焚くのはあきらめて
ゆっくりいつもより大きめに呼吸をしながら、窓の外、空をぼんやり眺めてながら
どうしようか?と、自分に問いかけてみます。
テッパンアイテムがいつも使えるわけでもないので、他にも使えるアイテムをいくつか見つけておくと安心ですよね。
そして、頭が痛いときというのは、頭やからだが、とにかく、ぎゅーっと緊張状態、縮こまっている状態なので、遠くのものを見るというのは、視野が広がって、ギューッとなっている状態から少し、緩む感じ、解放される感じを感じられることがあります。
4.からださんや痛みさんパーツの声を聴く
次に、ちょっと痛いなと感じているおでこに、そっと手で触れてみます。
ただそっと触れていると、自然と一呼吸、ふーっと深い呼吸が出てきました。
痛いと、ついグイグイ押したり、ガシガシ揉んだりしていたのですが
ただ触れる、そっと手を置くだけという方法を知ってからは、こればかりやっています。
優しさを感じて、ホッとします。
セルフタッチとも言ったりもします。
おでこ以外のからだ全体に意識を向けていると、みぞおち、胃のあたりもぎゅーっと縮こまっている感じを感じて、また、自然と一呼吸。
「おなかもぎゅっとなってたんだ」と気づいて、おなかにもそっと手を当ててみます。
手を当てると、手の温かさがおなかに伝わってきて、ホッとします。
からだのどこかに痛みがあると、痛みのある方に意識が向きがちですが、あえて痛みのないからだの部分に意識を向けることで、何か気づくことがあったりもします。
また、おでこにそっと手を当てていると、痛いのは、おでこではなく、こめかみかも?と気づきます。
こめかみに手をそっと当てていると、あれ?目かも?
痛みに意識を向けてみると、思っていたよりも痛みの範囲が小さかったり、痛みの場所が違ったり、痛みの範囲が移動したりするんです。面白いですよね。
どうも痛かったのは、目と目の周りの筋肉のようでした。
頭と顔、目ってつながっているので、目の疲れが、頭痛を引き起こすこともありますね。
「目を、目をケアしてー」とからださんからのSOSが・・・
意識を向けていると、そこから、何か声が聴こえてくることがあります。
意識を向けるということは、意識を向けているところとコミュニケーション取っている感じなんです。
ついつい存在を忘れがちなアイピローを電子レンジで温めて、目の上に乗せてしばらく横になっていました。
久しぶりに使ってみましたが、目と目の周りが温められて、なんとも気持ちがいい。
すると、おなかが、ぐるぐると鳴り出しました。
ぎゅーっと縮こまっていたおなかも動き出したようです。
数分して、起き上がると、目と目の周りがスッキリ。
目と目の周りだけお風呂上がりみたいな感じです。
余談ですが、時間があるときに、アイピロー作っています。
ご興味ありましたら、こちらからどうぞ
5.からださんがしたいことを一緒にする
お水を飲んで、ふーっと、また一呼吸
水分が足りていない、脱水気味の時にも、頭が痛くなることもありますので、水分補給も意外と大事です。
なんとなく、からだに意識を向けていると
顎、肩を動かしたくなって、口をゆっくり大きく開けたり閉じたり、肩もゆっくり上げ下げしたり回したり・・・からださんがしたいことをしてみます。
肩、首、顎、ほっぺた、目、おでこ、全部つながってますね。
肩まわりや顎も、ぎゅーっと固くなっていたようです。
あと、もう少し何かしたいような・・・
何かなあ・・・とからださんに聴いてみると
お灸か・・・・
これまた、存在を忘れがちなお灸を出してきて、肩と首に、火を使わない貼るタイプのお灸を貼ってみました。
すごいいい 笑
めっちゃくちゃ、効いてる感じがします。 笑
そういえば、前日、かなり重い荷物を持って、移動していたので、原因はそれかもしれません・・・
今日は、薬を飲まずに、なんとか乗り切れそうです。
からだが不調のときには、頭でどうしようか考えるだけでなく
からださんに聴いてみるのもいいかもしれません。
ここまで書いてみて
似たようなことを書いていることを思い出しました 笑
よかったら、こちらもどうぞ
肩こりを楽にする方法は○○に聴いてみるのもいいかもしれません
6.備えあれば憂いなし?
いざというときというのは、何をしたらいいのか、すぐには思い出せなくなります。
自分に使えるセルフケア法をリストアップしておいたり、すぐに思い出せるように、スマホやパソコンに貼り付けておいたりするのがおすすめです。
わたしも、はじめはアロマを焚くくらいしか浮かんでなかったのですが
書いているうちに、あ、そうだ、これもあった、あれもあったと芋づる式に次々出てきました。
思い出してみると、こんなにたくさんあったんだ!とちょっと驚きました。
そう、いざというとき、すぐには思い出せないんです。
なので、頭痛に限らず、気分がすぐれない時や、パニック時など、ピンチのときのお助けアイテムが、すぐにわかるようにしておく、すぐに使えるようにしておくというのは、とても大切です。
そして、ひとつだけでなく、いくつもあると、よりいいですよね。
個人カウンセリングでは、お助けアイテムを増やすようなことも一緒におこなっています。
また、現在リクエスト開催となっている『自律神経を整えるセルフケア法』では、ピンチの時に助けになる方法を、一緒に試したり、ご自身に合った方法を探していったりすることもしています。
ご興味ありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
何かお役に立てることがあったら幸いです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。