自分らしく楽にいるには③〜身体に意識を向ける・感覚に気づく
私たちは、イメージとともに、思いと気持ち(感情)とそれを感じる体(感覚)をセットで体験しています。
ですので
自分が何を考えていて(思考・思い)
どんな気持ちになっているのか(感情)
身体はどんな風に感じているのか(身体の感覚)に
自らが気づくことができると
自分を知る、理解する、自分とつながってくる感じを感じられて
自然と自分らしさが顔を出し、楽にいられる時間が増えていきます。
私は自分のことなのに、本当はどう思っていて、
どんな気持ちになっているのか全然わかっていませんでした。
さらに身体の感覚に気づく、意識を向けるということについては
全く私の中になかった概念でした。
なのに、身体のことはわかっていると思いこんでいました。
でも、身体の感覚に意識を向けるようになってみて
驚いたことがたくさんありました。
頭では疲れている。身体がだるいなと思っていたのに、
身体に意識を向けてみて、よーく観察してみると
あれ?思ったほど、疲れてない、軽い感じだったり。
頭では今日はいい気分だし、軽やかな感じーと思っていても
身体に意識を向けてみると、身体は重くて、疲れている感じだったり。
思いや感情を横に置いて
身体の感覚だけに意識を向けてみると
身体がどんな様子で
本当はどうしたいのかが伝わってきます。
もし、身体からは「疲れていて、休みたい」と感じられたけれど
気持ちはやりたいことがあって、ワクワクしていて、やりたい
もしくは、頭では今どうしてもこれをやらないといけない
と、体や気持ちや頭がそれぞれ違う思いが出てきたときにも
それぞれに気がついていると、
その時々の自分がどうしていくのが一番心地いいか
自分で選択し、行動することができます。
思いや感情だけでなく、身体に意識を向けて、感覚に気づくことも
自分を知る、理解する、自分とつながることであり
自分らしく楽にいられるようになっていく方法のひとつだと感じています。