思いを書き出すってどうやったらいいの?

こんにちは。
ここ数日は暖かいですね。
春の陽気。

道に迷っていたら、こんなきれいな八重桜に出逢えました。

まっすぐ目的地に着くのもいいけれど
道に迷ったり寄り道するのもいいですね。
過程も楽しむ感じ。
遅刻しないですんでよかった。

以前の記事「習慣にするなら」で

どんな思いを持っているのか
自分の思考に意識を向ける時間を取ってみる
まずは、思っていることを紙に書き出してみる
と書きました。

そうしましたら

書き出すのって量とか時間はどれくらいやるの?
やっぱり手書きがいいの?
どんな感じでやっているの?
どのくらいでどんな効果があったの?

とご質問をいただいたので
質問の答えになるかわかりませんが
自分の場合どうしているか、書いてみようと思います。

自分の思考に意識を向ける、思考を書き出すといっても
何を書いたらいいか、どんなふうに書いたらいいか
これで合っているのかとか、やってどうなるの?
始めた頃は、とにかく???だらけでした 笑

そもそも、紙に書き出す行為というと
スケジュール帳やto doメモに予定、やること、段取り・・・と
行動すること、それがうまくいくにするにはどうすればいいか
ということを考えて書き出すという行為にかなりの時間を費やしていたような気がします。

もちろん、これはこれで色んなことを実現していく上で必要なことですよね。

ただ、自分の思考、感情、体の感覚、自分の状態を意識してみる時間を取るようになって、
キャッチできることが少しずつ増えてきたら、今までのように費やす時間がぐんと減ってしまいました。

また、近いもので日記らしきものを書いていたこともありますが、
どちらかというと、何をしたか、できたかと、行動記録みたいな感じでした。

そんな感じで、今までは自分が何を考えているか、どう感じているかという方向には
全然重きを置いていないというか、全然意識が向いてなかったんです。

それで、まずやったことは
とにかく、ノートに書き綴るということをしてみました。

今、気になっているとか、1日の中で、気になったことをひとつ上げてみて
それに対してどんな風に思ったのか
そのときどんな気持ちだったか書き綴るということをやってみました。

次に続けてみたのは「モーニングページ」です。
「モーニングページ」というのはジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことをやりなさい。』の基本ツールのひとつです。
朝起きたら、ただただ浮かんできる思いをノート3ページにひたすら書き綴るというものです。

コツとしては
どんな思いもありのままに書き出すということです。
出てきた思いに対して否定やバッシングする思いが出てきたら
それも書き出します。
とにかく出てきた思いをひたすら書き出します。

やってみて感じたことは
浮かんでくる思いをキャッチして紙に書き出すというのは
思いを自分から取り出してながめることができる。

そうすると、それだけで自分から離れた感じがして
ちょっと楽になる。

続けていくと、自分の思考パターンやが見えてきたり
新しい考えがふわっと浮かんできたりするようになりました。

毎日続けた方がいいんでしょうけれど
私は毎日やろう♪が、いつのまにかやらねばっとなり
続けることが楽しくなくなってしまうタチなので
毎日でなく、できるときに続けていました。

朝起きてすぐの方が潜在意識につながりやすいという話もありますが、
朝が難しいときは、できそうな時間帯にやったりしていました。

なんでもそうですが、身に付けるなら
ムリなく楽しみながら続けていけるのが
結果的に長く続くのではないかと感じています。

そして、これは結果を求めるとうまくいかないかもしれません。
ただただ書き綴ることをしていくなかで、
何か気づくことがあるかもしれません。何もないかもしれません。
そんなプロセスも楽しみながら、ぜひ体験してみてください。

あ、そうそう、手書きの方がいいかどうかについてですが
これについては『「手で書くこと」が知性を引き出す(吉田典生著)』の中で実験結果とともに、
手書きの方が脳が活性化されることが記されていました。

詳しくは読んでみてください(丸投げ笑)

ぐるぐる思考に陥ってしまっているときは書き出すことよりも
別のことをやった方がいいことも結構あると感じていますので、
それについてはまた別の機会に書いてみようと思います。