ワクワク○%ドキドキ○%
先日、布博に行ってきました。
入場券がタグなんですよ。
おもしろかわいいですね。
そのタグに
ワクワク85%
ドキドキ15%
って書いてあったんです。
これまた、おもしろかわいい。
そして、個人的には
ワクワクとドキドキの%の割合が気になりました 笑
そもそも、『日本語オノマトペ辞典』によると
「ワクワク」とは、喜びや期待で胸が高鳴るさま
「ドキドキ」とは、驚き、恐れ、不安、または喜び、期待などによる気持ちの高ぶり
だそうです。
そうですよね。
布博のドキドキは、後者の方なんでしょうね、きっと。
ここから、こころとからだのお話。
何かやりたいことがあって、行動に移そうと思ったとき
ワクワク100%なら、行動あるのみかもしれません。
でも、ワクワクはあるんだけど
恐れや不安な方のドキドキが上回っていたら、どうでしょう。
ワクワクを感じても、そのあとじわじわとドキドキが湧いてきたらどうでしょう。行動に移せなくなりますよね。
そして、行動に移せない自分を責めてみたり。
もし、行動に移すしても、ドキドキを感じ続けながら行動するって考えただけでも、大変そうですよね。
なのに、気力ない、体力ないと、また自分を責めてみたり。
こうなってくると、本当はやりたいことなのに本来のワクワクが薄れてしまって、やりたいことかどうかもわからなくなってしまいそうです。
恐れ、不安があることはいけないことと思いがちですが、そうではありません。
ヒトは生き延びるために、危険かどうか判断したり、
危険だと判断したら生き延びるための行動をする機能が標準装備されています。
何がどう危険と感じるかは、生まれてから、様々な体験や経験を通して、こころとからだに身につけていくものなのでひとそれぞれ、みんな違います。
今となっては、もう恐れなくても不安と感じなくていいものもあるかもしれません。
それを知るにも、まずは
自分が何かやりたい、やろうと思ってもすぐに取りかかれないとき
ワクワクは何%なのか
ドキドキは何%なのか
今の自分の状態はどんな感じなのか
自分に聞いてみましょう。
もしかしたら、ダルダルとかモヤモヤとか別の感じがあるかもしれません。
そんなのわかるものなのかなと思うかもしれませんが案外とわかります。
そして、自分の状態に気がついたとき、ジャッジせず、
ただ「そうなんだ」「そうだったんだ」と受け止めてみてください。
「そうだよね、怖いよね」「不安だよね」と恐れや不安を感じている自分を許してみてください。
今の自分の状態に気づいて、受け止める、ゆるしてみたら、それだけで、ワクワクとドキドキの割合が変化するかもしれません。
ゆるしたら、こころとからだがふっとゆるんで、新しい考えが生まれるスペースができて、今できること、アイディアが浮かんできたりするかもしれません。
そして、ほとんどワクワクがない、ドキドキとかモヤモヤしか感じられない。そんなときも大丈夫。大丈夫と思えないかもしれないけど、大丈夫。
とても、恐れや不安を受け止める、ゆるすなんてできない。そう思っても大丈夫。受け止めなくても大丈夫。
そんなときは、ほんのちょっとでもいいので、できそうなときに、自分が心地いいこと、いい感じと感じることもしくは普通な感じでももちろん大丈夫。そんな感じを感じる時間を取ってみてください。
些細なことかもしれないけれど、これが少しずつ力になっていきます。一緒に力を取り戻していきましょう。