考えても考えても答えが出ないときにはこうしよう
こんにちは。
身体の根幹が育って
心丈夫な人がふえていく
アンカーセラピーの佐藤海糸です。
今日もお越しくださってありがとうございます。
さて、今日は考えても考えもて答えの出ないときにどうしたらいいのか
書いてみようと思います。
仕事が続けられるか、続けるのか、転職しようかとか
職場の人間関係、もっと頑張った方がいいのか、でもできないとか
パートナーとの関係について、続けるのか、終わりにするのか
どこに住むのか、賃貸か、購入するのか・・・
親の面倒を見るのか、みないのか
うつや不安などの精神的不調の時だけでなくても
考えても考えても、答えがなかなか出ない時ってありませんか?
私は、あれこれ深く考える傾向がありますので、今も、あれこれ考えて、なかなか答えの出ないこともたくさんあります。
と言いながらも、即決みたいなこともあります。決めると行動が早かったりもします。
どっちなの?と思われるかもしれませんが、人は多面的、いろんな部分がありますし、むしろあるのが自然です。
と話はそれましたが・・・
うつ真っ只中の頃、カウンセリングを受け始めたときは、仕事もパートナーとの関係、どこに住むのか、親との関係・・・とぜーんぶに悩んでいました。
そして、どこにも答えのないようで、身動き取れない、がんじがらめのような状態でした。
考えても考えても答えの出ないときは、どうしたらいいのでしょうか?
答えが出ないときは、今の自分にとっては決め手がないということなので、答えを出すのはやめてしまいましょう。
悩んでいることを、とりあえず、脇に置いておく
ということをします。
そして、今目の前にあることに集中するんです。
職場にいるなら、目の前にある仕事に集中。
目の前の仕事を丁寧にやる。
ご飯を食べているなら、食べることに集中する
30回噛んでみる。ゆっくり食べてみる。
お皿を洗っているなら洗うことに集中。
丁寧に洗ってみる。
『今ここに集中』です。
答えの出ないことを考え出したら
『今ここに集中』
気がつくと、またあれこれ考えていたら、それに気づけたら
『今ここに集中』
これを続けていくと、問題を脇に置いておく力がついてきます。
脇に置いておくということは、悪いことではありません。
なかなかきめられない、優柔不断だと、自分を責める必要も全くありません。
脇に置いておく力って実は、「私」を助けてくれるパワルフな力です。
問題を脇に置くことができるようになるということは、自分で頭の切り替え、気持ちの切り替えができるということだからです。
ネガティブな考えに引っ張られることなく、自分で切り替えることができるようになるということだからです。
そして、脇に置くことができると、スペースができて、やりたいことに時間を割くことをできます。
さらに、ここから応用編
今ここに集中しているものが、心地いいこと、楽しい、うれしいと、なんかいい感じのものだとしたら、そのいい感じにちょこっとだけとどまってみる。数秒で大丈夫です。
うつの状態というのは、心身ともにエネルギーが枯渇した状態です。
いい感じを自分の心と身体に蓄えるんです。
蓄えられるんです。チャリン。
一回の貯金は、一円、五円、十円とか少額がいいです。時々は五百円でもいいです。
でも千円とか一万円とかは多すぎます。
一気に蓄えるのは、逆に心身に負担になるからです。
よくお話ししている例の恒常性(ホメオスタシス)の働きから、急激に変化させない方がいいのです。
あえて、時間をかけるということを、自分に許すことが、自分に対する優しさを向けていることなのです。
そんなことをしていると、ぐるぐる考えること自体が減ってきて、今までよりも楽に過ごせるようになってきますよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
では、またお会いできたらうれしいです。