5年越しに模様編みセーター完成しました

こんにちは。

心に優しい身体カウンセリング日和風
佐藤海糸です。

 

12月に入って、すっかり冬ですね。

今朝も寒かったですね。

 

冬になると、編み物がしたくなって、ゴゾゴゾと毛糸や編み棒を奥から引っ張り出してきます。

かぎ針はどうしても覚えられなくて、棒針派です。

 

私は左利きで、箸も、包丁も、鉛筆も、鋏も、習字も、基本ほとんど全て左でやります。

唯一左手でできないのが、編み物。

 

子供の頃、母に教えてもらったのですが、右利きの母の動きを見ながら左に変換することがどうしてもできず、右手で編むことにしたのです。

 

利き手でない方で編むので、力加減がうまくいかなくて、なかなか編むのに苦労します。

 

そして、冬にしか編み物をしないので、編み方を忘れてしまい、余計なかなか上達しないのですが

冬になると、編みたくなって、編み物の本片手に、少しずつ編んでいます。

 

編むのは、手袋やマフラー、帽子、靴下、レッグウォーマーなど小物ばかり

ひたすらメリアス編みです。

 

模様編みもできるようになりたいと思い、以前、少しだけ模様編みの教室に通ったことがありました。

 

その時の課題が、いきなりセーター!!

 

趣味の教室なのですが、先生が妥協を許さない厳しい方で

模様編みも初めて、セーターも初めてで、ヒーヒー言いながら通っていました。

 

あとは右袖のみというところで、力が尽きてしまい、そのまま放置すること、5年。

今年、ようやく右袖を編み終え、完成しました。

5年越しの完成 笑

 

編み目はきついところがあったかと思えば、緩いところがあったり、ガタガタです。

 

そんなんでも、完成すると、やはり嬉しいですね。

 

ガタガタが愛おしくなる

 

どうして、5年も放置していたんだっけ・・・と思い返すと

単純に編む時間がなかなか取れなかったというのもあります。

 

それよりも、あまりにも編み目がガタガタで、嫌になってしまったんですね。

こんな編み目ガタガタなボロボロなセーター、嫌だなって。

 

捨てちゃおうかくらいに思っていた時もありました。

でも、捨てきれなくて、そのまま引き出しの奥に仕舞い込んでいたんですね。

 

今年は、やりかけのものを片付けようと思い、作りかけのものに取り組んでいるのですが、セーターも、そのひとつ。

寒くなってようやっと取り掛かったのでした。

 

以前は気になって仕方がなかったガタガタの編み目

 

今は、気になるといえば気になるけれど

 

「まあ、いいか」

 

とそこまで気にならなくなっていたり

 

それよりも

 

「よくここまで編んだよなあ・・・」

 

と右袖のないセーターを見て思ったのでした。

 

ワクワク感が苦痛にかわる

 

「模様編みもできるようになりたい!」

 

というワクワク感から教室に通い始めたはずなのですが

 

先生が教えてくださることが、わたしには難しすぎて、なかなか思うようにできないし

次回までに編んでこないといけないところまで編んでくるだけでヘトヘトになり

 

ワクワク感から始めた編み物が、しんどい作業と変わってしまったんです。

 

 

「わたしには向いていない」

 

と言って、途中でやめてしまったんです。

 

今、振り返ると

 

通っていた教室が、わたしにとっては、レベルが高かったし

そして、利き手でない右手で編んでいるんだから、いきなり、模様編みを編むこと自体難しくて

利き手でない右手を使うって、なんか変に力が入ってしまい、編み物するといつも以上に肩が凝ったり、目が痛くなったりしてたんですよね。

 

だけど、そういうことには全然目が向かなくて、とにかくうまくなりたいと必死にやっていたんです。

身体的にはキャパオーバーなのに、それに目もくれず、ひたすら編んでるうちに、ヘトヘトになってしまったんです。

 

自分のことがわかってなさすぎたんです。

 

ワクワク感を大事にするには

 

当時のことを振り返っていたら

 

「模様編みのものを作りたい!」

 

という気持ちがムクムクと戻ってきました。

 

やりたいことって、途中、うまくいかなくて、嫌になって離れても、またやりたくなるんですよね。

 

5年前に、せっかく教えていただいたのに、編み方をすっかり忘れてしまったので、また1から再スタートですね。

 

当時、自分のことがもう少し見えていたら、通う教室も違っていたでしょうし、取り組み方も無理なく続けていけたかもしれないですね。

いきなり、模様編みを習うのではなくて、基礎から学んで、ちょっとずつでも続けていたら、今頃はもっと色々なものを編めていたかもしれません。

 

あー、もったいないことをしました。

 

よさそうな教室を見つけたら、また習いに行ってみようかなと思っています。

 

利き手でない右手で編むって、なかなかストレスでもあったりするのですが、それでも編みたくなるって、いったいなんなんでしょうねえ。笑

 

理由はよくわからないけど、やりたくなっちゃうんですよね。

 

さて、完成したセーターはどうなったのかというと

 

「仕上げのアイロンでギリギリ修正可能かも」

 

と先生がおっしゃっていたのを思い出し

 

アイロンを丁寧にかけたら、編み目がだいぶ揃って見えます!

 

先生ありがとう!

 

着てみたら、とっても温かいです。

この冬、大活躍しそうです。

 

皆様も温かくお過ごしくださいね。

ではまた

 

心に優しい身体カウンセリング日和風
佐藤海糸でした。